Bio ビオとは?
             ビオとは、ビオロジック(biologique:オーガニック)の略です。
             フランスの厳しい認定基準をクリアした商品にのみ認められる
             ロゴマークAB(Agriculture Biologique)を取得しています。

     アグリカルチュール・バイオロジック ラベル<有機農産物認証>
     AGRICULTURE BIOLOGIQUE

   フランス農業省によって管轄されるABラベルは、同じくフランスの自由競争消費不正取締局(DGCCRF)に承認された、
    「エコセール」などの6つある公的認定機関のうち、いずれかから有機認定されることで初めて得られます。
    このラベルがついている商品は、化学肥料や合成殺虫剤などに頼らない有機農産物が原材料の95%以上であることという、
    大変厳しい条件をクリアしています。


    有機栽培の認証・有機JASマーク
                農林水産省ではJAS(日本農林規格)を定め、その監査に合格し認定を受けたものだけに、
                「JASマーク」を添付し「有機栽培○○」と表示できるようにしました

                人と環境に優しい有機食品についてるマーク 


 
有機栽培−いわゆるオーガニックと呼ばれるもの。
         「オーガニック」とは英語の「Organic」のことです。「Organic」には、「有機の」とか「有機的な」といった意味があります

 【生産の原則】
農業の自然循環の維持増進を図るため、化学的に合成された肥料および農薬の使用を避けることを基本として、
土壌の性質に由来する農地の生産力を発揮させるとともに、農業生産に由来する環境への負担をできる限り低くした
栽培管理方法を採用したほ場において生産することを原則としています。

○ほ場
果樹、茶木、アスパラガスなどの多年生作物の場合は、収穫前から3年以上、それ以外の農産物の場合は種をまいたり
苗を植え付ける前から2年以上、化学的に合成された肥料や農薬など、禁止されている資材が使われていないことが
証明されていなければなりません。


○管理
有機栽培農産物は輸送、選別、調製、洗浄、貯蔵、包装、その他の行程において有機以外のものが混合しないように措置がとられていないと
いけないことや、放射線照射が行われないようにしたり、農薬、洗浄剤、消毒剤などの汚染を受けないように管理されます。

有機栽培農産物として(「オーガニック○○」や「有機○○」の名称を付けて)出荷、販売するためには
、農林水産大臣から登録を受けて公正な認定を行う登録認定機関(第三者)から、認定を取得し、認定事業者にならなければなりません。
(農産物を栽培する生産者の環境や技術、管理能力を認定し、認定後も定期的に登録認定機関によるチェックを受けます。)

そのためには、有機JAS規格に基づいたほ場の管理から始まり、種苗・資材の入手、肥培管理、播種・植付け、有害動植物防除、
追肥などの管理、収穫〜包装、格付検査、出荷まで生産工程管理記録をつけなければなりません。

記録にもとづき生産工程の検査を行い、検査に合格した製品に、格付の表示(有機JASマーク)をルールに従って表示し出荷します

オーガニックのみならず、あらゆる可能性を含めれば、『ゼロリスクの食品』は無い、つまり「食」には何等かのリスクが含まれざるを得ないものです。
(地球上での人間の生産や生活活動が盛んになり、環境に与える影響が大きくなるにつれて、農業と環境とのかかわり合いについても関心が高まってきています。)

ここで「よりリスクの低い食材を選ぶ」ということが大切であり、有機栽培の規格内容と比べ、他の食品のリスクを考えることで、
オーガニックの安全性が測れるものといえるのではないでしょうか。
真摯にオーガニックや有機であることにこだわり、市場ではわずか1パーセントにも満たないオーガニックの農産物や加工品にどのようなハードルがあるのか、
みなさまに正しく理解していただき、その上で「食の安全」についてご判断いただきたいと思います。