おいしさのひみつ

「おいしいパン」それは自ら粉を選び塩・砂糖など全ての材料を決め
自らの手で生地から作り焼き上げるまでパン生地に合わせ時間をかけて育てる。
これは私が思う間違いない事実です。
また、それだけではマダマダ「おいしいパン」への道のりはスタート地点かな?
生地を練ればそこから人が生地に服従しなければ「おいしいパン」にはならない
たとえ同じ配合であれ、原材料の育つ環境や日々の天気・温度・湿度によっても
パン生地の発酵と熟成は違ってきます。
ほんのちょっとした生地の違いに気づき、その生地に人が合わすことができて
はじめて「おいしいパン」ができあがります。
パンは生き物だからパンのささやきを聞きながら手間をかけて
「おいしくなーれ」と気持ちをこめて1つ1つ丁寧に育ててあげると世界にひとつの美味しさになります。


 ひと味違うおいしさ(製法編)

 おだやかなパンの香り、噛みしめる程広がる自然な甘さ
 しっかりした噛みごたえそれでいて良い口溶け。
 これらは、確かなパン作りがもたらす天の賜物です。
 現代は食品化学、食品工学全盛の時代。
 誰でもどんなパンでも作れます。しかし何かが違うのです。
 私はこの一味の違いを追い求め伝統の製法にこだわります。

 ひと味違うおいしさ(材料編)


 同じ小麦粉でも麦の中心部の粉は甘さが違います。
 粒あんでも小麦の産地と銘柄によって味が違います。
 当店では、材料がもつ本来の味を引き出せるために、
 よりフレッシュでより安全な材料を厳選して用いています。

<例>
 小麦粉・・・無漂白徳級粉
 クルミ・・・・カルフォルニア産 日本国内選別
 レーズン・・カルフォルニア産 サルタナレーズン
 粒あん・・・丹波大納言あずき
 塩・・・・・・・徳島産なるとの天然塩
 黒糖・・・・・沖縄読谷の黒糖
 バター・・・・よつ葉フレッシュバター


 パン屋さんなのに洋菓子屋さんのおいしさ


 それもそのはず。ペストリーの詰め物のほとんどが自家製です。
 フレッシュだから添加物も余分なフレーバーも入れません。
 厳選された良質の材料を確かな技術で作り上げた美味しさです。

<例>
 カスタード・・・・・・・・・・新鮮な卵黄と牛乳と生クリームを使い天然のバニラビーンズをちりばめました
 アーモンドクリーム・・・国産バターを用いた本格派。
 シトロンクリーム・・・・・ナチュラルクリームチーズとフレッシュレモン果汁